第24回小谷城ふるさとまつり
2009年10月4日
初小谷!
再来年の大河が浅井家のお江姫ということもあり、ワタシはいろいろリサーチのために訪ねました。盛り上がっているんだけど、テンション低い感じ^^;
「来年から盛り上がりますね〜」
「いや〜、来年はないんじゃないかな、予算がなくて」
地元の方のテンション、低いです。でも、大河で扱われれば、イヤでも予算をつけざるを得なくなると思うのですが。
小谷城でのメインといえば、ジャーン。
虎御前山。
殿が浅井攻めの際に陣どった山です。
はふぅ〜ん・・・。
家臣たちが陣どった場所をめぐれるそうで・・・それはまたの機会に。
まずは、基調講演へ。
滋賀県教育委員会文化財保護課・城郭調査ご担当、仲川靖氏による「信長の城づくり・長政の城づくり」。
はぁ〜、おもしろかったですぅ〜。
殿が小谷城の作りを参考に安土城を作った、ということです。まあ、殿は小谷を落とすのに3年かかっていますから、参考にしてもおかしくないですよね。
ポイントとしては、発掘調査で発見されるものが必ずしも長政の時代のものとは限らない、という点でした。
殿が落とした後、小谷には秀吉が入っていますが、秀吉が建て直していた気配があるそうです。
というようなことは日本のあらゆる城であったわけで、つまり、城を復元するということはどの時代を復元するか、ということになり、それは大変な作業だなと感じました。
割と、朝倉については下に見ている感があって、やはり裏切られた感があるのでしょうか、小谷関係の方には(苦笑)。
終了後、お祭が行われている小谷城戦国歴史資料館へ。
ここの駐車場が異様に広く、たくさんのお店が出て、またステージが組まれ、演歌が歌われたり、バナナの叩き売りが行われたり、いろいろなイベントが9時から夕方まで目白押しでした。
バナナの叩き売り、初めて見ましたよww。200円とかで「買った!」と叫んでもいいのでしょうか? それとも1円になったら、というのがルールなんでしょうか?
この資料館は、ワタシにとっては「・・・」で、本が買えたことは良かったです。来場者も多く、館内はごった返していました。既に大河効果なんじゃないの?と思うくらいに。
あんこが入った「おやき」♪ モチモチでおいしかったです♪
こんなふうに売られていたら買ってしまうのが歴女というもの。
ダシがきいていて、おいしい、豚汁みたいな鍋でした。
ひと通り見たな、と落ち着いたところで、シャトルバスで河毛駅に向かいました。
向かうは、長浜。
まさか、2009年の10月に、長浜を訪れるとは、予想していなかったですねー。少し前まで、殿に関する場所しか行かない心意気でしたから。
もちろん、最上階まで上がり、安土城の方向や、姉川の方向や、賎ヶ岳の方向をじーっと眺めたのでした。
太陽が琵琶湖にキラキラしていて、まぶしかったけど、キレイでした。
ここに来たら見なきゃ、的に(笑)、三成と秀吉の出会いの像。
しかし秀吉の服装が、明治維新っぽく見えるのですが・・・。
もう一つの北国街道(東近江路)ですよww。
もう一つ、というのはワタシが信州人だからそう言うのですが。ま、どちらも北陸街道に合流しています。
北国街道のにぎわいを再現したかのような町並み、「黒壁スクエア」へ。
さすが長浜のマンホール。秀吉ひょうたんが絵柄になってます。
ライブイベントが行われているスペースの向かいにあった、喫茶店「分福茶釜」。
独特のお餅とコーヒーのセット。
このお餅、まんじゅうではなく、だんごでもなく、いわゆるお餅にあんこがはいっている感じで、おいしかったです。熱かったけど・・・。
鉄砲つながりで、鹿児島のさつまいも3種をつかっているという芋きんつばに出会いました。
「芋平」の紅隼人・種子島紫芋・屋久島高貴芋。しっかし練られているのがよくわかる食感で、これもおいしかったですね☆
もうちょっと足を伸ばして、彦根に行きたいところでしたが、タイムアウト。
虎御前山は、ワタシにはとても惹かれる場所で、うーん、殿に呼ばれている感がありました。小谷城と駅を結ぶ道、シャトルバスに揺られながらずっと見ていられたのですが、なんかとてもシアワセな気持ちでした。小谷攻めは、なかなか攻略できないとはいえ殿絶頂期といえる時期でしたし、その「イケイケ感」がワタシに寄ってきたのかもしれません。
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