『秀吉の愛した京都〜夢のプロジェクト・聚楽第〜』
【2014/04/09放送】




 応仁の乱からの戦国の世で、焼け野原になってしまった京都の街。その荒れた京都の街を作りなおし、現在につながる復活事業を行ったのが、天下をとった秀吉なのでした。

・全国の大名の屋敷を京都に作らせ、妻子を住まわせた。(後に家康が、参勤交代として同じような人質作戦をとる。)
・お寺と信者とが時に膨大な軍事勢力となることをよく知っていたので、信者から離して寺だけをまとめ、寺町通りを作った。
・南北の道をさらに短冊状に区画をつくり、うなぎの寝床と呼ばれる間口5メートル、奥行き11メートルという間取りがたくさんでき、人口が3倍以上に増えた。
・この区画整理で、それまでなかった2階立て住居が、造られるようになった。(一説には、間口により税額が変わる秀吉の徴税制度に不満を持ち、間口狭いまま高さを持たせることで居住空間を確保したとか。)
・海外の主要都市にあった城壁のように、京都の周囲を土塁で囲った。(御土居/この内側を洛中、外側を洛外と言うようになったらしい!)

 全国の大名が「2階建」を自国に持っていったわけで、現代住宅の原型が秀吉にあるなんて。
 外国の情報を得ていて、都を土塁で囲っていたなんて。(この名残が、あちらこちらにある!)


 秀吉が確かに居た、ということが残り過ぎてる(苦笑)。
 殿って、こういう残し方、してる・・・?
 いや、たとえなくても、殿への愛は変わらないのだけどさ。
 秀吉、すごい。と胸トキメキ、御土居にむちゃくちゃ興味を持ってしまったワタクシ。
 ・・・さて、どうなりますか(笑)。





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