『心をつかむ手紙術『戦国武将編』』
【2014/06放送】




 一年前に放送された番組のメモ。
 なんか捨てられなくて、さらに残しておくことにする。(さらしてみる。)


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 正直、戦国武将の手紙が、そのまま、現代人の参考になりはしません。手紙術云々は置いといて。

 長篠の戦いの最中、殿が水野忠重(実質、徳川家康)に宛てた手紙。
 「これこれこういう作戦がある...兵も疲れて痛み入るが、二城を落としてくれないか。...家臣たちと相談するのが良い。自分の気持ちは余すところなく伝えたから」

 読み下し文で聞くと、ねぎらう気持ちや気遣い、思いやりが伝わってきて、一般的に描かれている信長像とはちょっと印象が変わるのではないでしょうか。

 この手紙を受けて、家康は信長の依頼を受け入れる動きをとり、状況は信長の見立て通りとなっていきます。

 すばらしき見立て力!
 殿が生きていたことがよりリアルに感じられます。





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