力学を学ぶ
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その昔、ウチにはいろいろな分野の百科事典がありまして、中でも、気象・天文
に関する辞典が大好きでした。
月まで人間の足で歩いたら●日かかる、××は新幹線では●日もかかる距離にあ
る!みたいな比較を、ステッキ持ってリュックしょった男性というイラスト付きで眺め、「歩いていけば●日かかるんだ〜」と歩くことを夢見ていたわけです。
恐らく、子供は天文的距離をイメージしにくいだろうから、ということで、あく
までたとえとして掲載されていたようですが、たとえを信じるというか、「そうなんだー」と深く納得してしまうというか・・・なので、普通、辞典を見ていれば詳しくなるだろうことが本来の意味で詳しくならず、ロマン・妄想の材料にしかならなかったという・・・。なんていう、残念な成長・・・!
そして、「ワタシは辞典というものを本来の意味で理解せず、ロマン・妄想の材
料にしていただけだった」ということに気付いたのが、つい一年くらい前という
・・・最悪な感じ。
つまり、ビリヤードに全くもって不向きな頭脳であるわけです。
先輩「こうクッションに入れば、同じ角度で、こう、クッションから離れるでしょ?」
ワタシ「そうなんですか?」
先輩「だって、入射角と反射角は同じだから」
ワタシ「そうなんですか?! 入ってくのと出てくのが同じってことなんですか?」
先輩「・・・」
といった具合に。
最近やっと、ヒキとはどういう回転をしているかがわかるようになってきました
・・・。
押しでクッションに当たった後、前進というのがどこに進むか、理解できません。
大抵、ワタシが想定するダシの場所とは逆の方に行く・・・。
球体の運動をまーーーーーーーーったく知らなかった(知らない)ことが伺えますよね。
で、物理は、現象に対する正しいイメージを持つことが大切なんだそうです。
刻一刻と変化している物体の動きをイメージしながら、物理法則を理解する。ビリヤードをやっている今だからこそ、リアルに読めて、全く知らない物理の世
界が理解できるようになるかも、と力学の本を買いました。
物理とは、物体の運動を予測すること、とあります。
これから撞く球が次にどこにあるのかを予測する---どんな規則に従って運動し
ているのか・・・この規則を知ると、ちょっとはビリヤード上達の助けになるの
ではないかと、思っています。
買ったのはコチラ。
2011/02/09