マンスリートーナメント


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 プールバー(泳ぐところじゃないです)的な、とあるお店のマンスリーと言われるものに出てきました。Aか らビギまで出られるご案内がサイトにあったので、A級の方と撞くことなんて滅多にないから当たったらうれしいな♪みたいな気軽な気持ちで申し込みました。
 そんな話を先輩にしたところ「そんなのA級しか出てこないよ!」と呆れられ、笑われ、白い目で見られ。
 「ハンディのところにビギは2って、あったから、出てもいいのかな、 と・・・」
 「書いてあるだけで、実際は出てこないよ」
 いかにワタシが世間知らずかを思い知らされる情報を得、ガーン、な気分に (笑)。
 ハウストーナメントより敷居が高く、常連会に近いものらしい・・・。

 慌ててお店に電話をしてビギナーの参加者がいるかどうか聞いてみたところ、 ワタシだけ、とのこと。
 「A級しか出てこないって聞いて、どうしようかと・・ ・」
 「ハンディありますし♪ 雰囲気を体験してみたい、ということであれば、 ハンディ1でやってみます?」
 とても親切に対応してくださり、ハンディ1で参加。


 行ってみると、ホント、ビギ一人、B級一人、あと全部A級、みたいな(笑)、 総勢10人くらいの会でした。
 JPAでお顔合わせしたSさんと再会しました。

 今日はビギナーの方が一人いますと紹介され、始まった初っ端、B級の方と対 戦。
 「バンキング、わかりますか?」「ラックシート、使い方わかりますか?」と 気にしていただきました。


 B級さんのブレイクはきれいで、とりきられるのかなー、と思いましたが、5番 でまわってきまして、5、6、7番ととり、8番への出しミスで入れられず、ナチュ ラルセーフティ作成。B級さんは恐らくセーフティ返しをしてきたのですが、そ の形はワタシは入れるので、8番いれ、9番への出し良く、9番キレイに入れ。
 ということで、1セット、とってしまいました・・・・・・。

 「あんな8番入れてハンディ1はダメ。次は2ね」と言われてしまい・・・。
 形が良かったからです、、、。上級者とやる場合、ブレイクをやってもらう、 というのは一つの手かもしれません。ただし、回ってきた球は絶対落とさない、 という気合が必要ですね。

 少し休んで次はA級の方と。
 どのラックも台の上はきれいではなく、1番を当てっこすること3〜4回なんて ラックもありましたし、グチャっとした感じのラックが多かったです。A級さん にとってはやりにくかったかもしれません^^;
 A級さんはさすがにセーフティをしてくるので、何とか返したり、勢いでナチュ ラルセーフティを作成したり・・・なんだか振り回されて自分のペースがつかめ ない試合でした。(当たり前か・・・。)
 結果、1ラックもとれず。でも、A級は5なので、5回もA級の方とできて、楽し かったです。

 ワタシ、入れにいくだけでなく、セーフティも練習しないとなー、と思いまし た。でも、入れとセーフティの見極めが、よくわかりません、、、。
 回ってきた4番フリーボールを外しまして・・・これは外してはいけないタイ ミングだったと思います。厚くとってしまった、、、。


 決勝戦まで、A級の方たちの試合をずっと見ていたのですが、おもしろかった です。
 上級者の人たちは何であんなにクッションを使いまくるんだろう、とナゾでし た。そんな3つも4つもクッション使わなくていいじゃん、と。けれど、その方が 出しやすいんだ、ということが、見ていてわかりました。出したいところにピタッ と出すには、クッションを使った力加減を利用するんだ、と。
 それは、今のレッスン課題と関連していることで、なるほどね〜、と思いまし た。
 けれど一方で、チョンと撞いて出せれば、あえていくつもの不確かな(場所に よって違う)クッションを使わなくても、という思いも消えはせず・・・クッショ ンを使った方がいい、何か合理的な理由があるのかしらねぇ。

 A級の人たちは、次は3番という時に、3番にはあてるだけで穴近くの5番を入れ にいったりするので、すごいです。あと、ヘンな角度で入れてきたり。
 なんか、考えていることが、二重三重及び縦横斜め的な、、、立体的というん ですか、、、ワタシはまだまだ平面というか、、、。

 JPAではSL1から3くらいの人としか試合をしないけれど、上級者との方がいろいろな気付きがあって、いい な、と思いました。ただ、JPAルールでやるか、普通にナインボールルールでやるか、にもよるかもしれませんが。
 出しを考えずに目の前のひとつ入れるだけ〜、という人との試合が空しいという か・・・負けに納得できないというか(苦笑)。


 そう、B級さんとの試合で、8番への出しミスというのは、8番まで考えられて いなかった、ということの方が正しいです。
 5番がまわってきて5、6、7番という3個を組みたてて、さて、追加で8番、的な考えになっ てしまう。
 5を入れたら、6、7、8番、6をいれたら7、8、9番という3個の組み立てをやり 直さないといけなかったのに、5から7番の組み立ててで終わってしまうというか。
 8番への出しが超渋い感じになって、「8番を忘れていた!」とようやく気付く というか・・・。
 目の前の最初の3個限定、になってしまうのが、ダメですね。
 そして、5、6、7→6、7、8→7、8、9と3個のグルーピングを変えていくのが、 苦手っぽいワタクシ・・・。むーん。

 で、A級さん同士の試合では、ワタシでも入れられそうな配置の9番が片付けら れて、あるいは、8、9番でのフリーボールとなった場合にも片付けられて、次の ラックに進んでいったのを見て、「おおっ!」と気付かされました。
 絶対入るような配置だと、もう、相手にやらせないんですね〜。
 ワタシ、A級さんに普通にフリーボールやってもらってましたよ・・・。8番ス トップで入れれば9番が入れられる的な簡単な配置で。
 自分の試合の時にはそんなことに思い至りませんでした。
 「オレ、こんな簡単な球のフリーボールやらされてる(苦笑)」と思われたか もしれません(笑)。
 でも、きっと、ワタシはどんな相手にも撞いていただくのだと思います。だっ て、何があるかわからないじゃないですか! ちびっちゃうこともあるかもしれ ないじゃないですか!(と考えるところがビギなんだそーな。)

 良い経験をさせていただいた常連会でした。
 また次も行きたいんだけど・・・ダメかな・・・。


2011/04/13



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