『ダシ辞典』


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 球の動きがわからないことに手をこまねているわけではなく、いい加減球の動きがわかるようになりたいと思って、イロイロ研究したり見たり、してはいるのですよ。

 とあるサイトさんでポジショニングのことを読んでいたら、「チョット考えれば、手球の真ん中を普通の力でつくだけで、ポジション出来るのに・・・」とあるのですよね。
 考えてもわからんよ。
 クッションに当たった後、上を撞いていればどう行くとか、下を撞いていればどう行くとか、わからないし、想像が追いつかないのだから。

 しかしココにある、「上を撞けばココに出て、真ん中を撞けばココに出て、下を撞けばココに出る、ネキは真ん中を撞くと出るでしょう」という一枚の線画は、一瞬で覚えられるのです。あとはこれをやってみて、実感できればいい。

 つまり、静止画の記憶力は良く、頭の中に激しく残存する、という自分の特性を改めて認識させられたわけです。
 日常でも静止画像で記憶していることは多く、切り取りたいと思っていた新聞記事なんかも「右ページの右上にあった」といった具合に思い出せて見つけられる。あるいは、何かを誰かに手渡した時に(特にお金。仕事柄。お金のやりとりはかなり静止画で保存している)、その手渡した時を写真に撮ったかのようにその場面を静止画で覚えているとか。動画としては覚えられす、動画部分はテキストにしているというね。ある過去から現在まで思い出す時なんかは、部分部分は静止画で流れはテキストだし。(って、どーでもいいか。)

 そこで。
 手球がどう動くか、覚えるしかないということであれば、単語帳のような辞典があればいいのだよ。
 的球と手球の配置は無数にありますが、「この配置で何度までのズレでこれで対応可」みたいな情報がテキストであって。コーナー入れ用、サイド入れ用といった分類があって。手球と的球の位置は、縦半分(あるいは横半分)で分断されているかどうかでの分類があって。
 こんな辞典を見ながら端から実行していけば、脈絡なくても覚えられる気がする。とりあえずその通りにできなくても、知ることはできる。引き出しにはなる。


 で、このサイトを読んでいたら、「覚えるしかない」としか言えないコトを理解しました。


2011/06/15



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