「レディース」
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さて。
ビリヤードは力ぢゃないんだよ。
ビリヤードはキューギレなんだよ。
とはよく言われるのですが、つまり、男女差がないもの、とワタシは捉えます。
なので、レディース、と分ける理由がよくわからなかったりします。(なんて書
くとレディースな方たちの反感かうかもしれませんが、、。)
そう思うワタシの基本的考え方は、以下のようなことによります。
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某経済新聞社からこんなDMがきました。
最前線の女性からは、
「リーダーを目指すことに自信がもてない」
「自分でキャリアビジョンが描けない」
「目指すべきロールモデルがいない」
という声が出ている。
女性の上司にあたる男性からは、
「仕事への考え方が理解できない」
「どのように育ててよいかわからない」
という声が出ている。
現場のマネジメントの難易度は高まるばかりで、こういった課題を解決するた
めに、専門家を呼んだセミナーを開催します!
という内容。
どっちもどっちじゃないか、とワタシは思います。
そういう女性だから上司もそう考え、そういう上司だからその下で働く女性は
そういう声を出すのです。
(まあ、某経済新聞社がセミナーを開催するにあたり作った筋書きかもしれませんが、だとしたら、働く女性をバカにしすぎです、日経。いや、多くの古典的オヤジたちの発想かもしれませんが。
ウチの業界も尖鋭的な業界と捉えられているかもしれませんが実は超保守的で、"
女の子"扱いする業界です。メイドさん的扱いに、ワタシは一度隠れてブチ切れたこ
とがあります^^;)
キャリアビジョンなんて、自分で描かなくて誰が描くんです?
ロールモデルなんて必要ないじゃないですか!
自信なんてやってるうちについてきます。一歩踏み出せるかどうかです。
そしてワタシは、女性だからとか、女性ゆえとか、女性を特別視する感じが好
きではありません。その特別視は、良い意味では全くなくて、男性だけがいると
ころになんで女性がいる?的な違和感的特別視だと思うから。
仕事への考え方なんて、男性と同じに教えていけばいいのです。その会社で働
くこと、その会社のismを持つことに男女の差はないのですから。
どのように育ててよいかわからない、なんていうおっかなびっくりな発言でマネジメントしてることがオカシイと思ってしまう。
性差は当たり前にあるけれど、それを超えたところで、仕事は運用しようよ。
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なんて、長く例えてみましたが。
男性が、エンタメとして、ド派手なブレイクをするとか、アリだと思います。で
もそれで試合が決まってしまうのだとしたら、バンキングを死守するとか、9番
をとるとか・・・つまり有利に勝ち続けるしかなく、勝ち続けられないのだとし
たら技術的にダメなだけで、女性だからダメということではないと思うのです。
脳は、男女で差があるようなので、ビリヤードへの頭の使い方に差はあるのかも
しれません。が、イレを外すとか、(ダシ自体の考え方ではなく)"想定した"ダ
シをミスる、というのは、脳の性差や体力差とは関係ないですよね。
女性だからと見下すようなプレーヤーには勝ってゆきたいですよ。"女性のA"ではなく、ちゃんとAになりたいですよ。(なんて、もう、体力的にムリかも、、、)
2011/09/05