「チーム」論
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今季、チームはとても不調なのであります。
チーム論的なことですが、サッカー等のチームで新しい戦略を取り入れたこと
がスムーズに行かない場合、メンバーを変えるという発想になりがちなのですが、
それよりも現チームでじっくりその新しいことに取り組む・共有する時間を持つ、
ということが大事だったりします。
けれど、JPA戦は、サッカーやバレーのように個人が入り乱れて集団となって
戦うわけではないから、時間共有を多く持ったところで、個々人の勝敗に影響が
出るほどのことになるかどうか。
チーム形成的なことでいえば、
1.チームが形成される形成期
2.議論・緊張・衝突が生まれる激動期
3.規範を作りだす規範形成期
4.チームとして機能する実現期
5.解散していく終了期
というチーム発展段階があるとされているのですが、激動期に入ったのかもしれ
ません。だとしたら解決法は、目的の共有なのでしょうかね。
リーダーシップ論的には、
「目的の共有→やらせてみる→コーチング・動機付け→支援・実行の確認」
といったプロセスが部下を育てる実践ステップとして言われているのですが、こ
れに当てはめてみれば、時間共有は有効かもしれません。だって、お互いに見て
いないと適切なコーチングはできないし、支援もできない。
チームの発展に問題がある場合、
1.相手の状況・能力・やる気など正確に把握しているか
2.任せようとしている仕事は、部下育成に利用する仕事に適しているか
3.万一上手くいかなかったときのリスク対策はできているか
4.部下の権限が及ばない部門に関しては、適切なフォローができる体制を整えて
いるか
5.明確な目的と期限が共有できているか
6.具体的進め方については、部下に自由度があるか
7.成果を評価する判断基準は示されているか
8.仕事を進めるにおいて頻繁にコミュニケーションがなされているか
といったチェック項目が挙げられる(考えられる)のですが、
コーチングする側の力量も問われるわけです。チームがうまく機能しない場合、部下ができないことに理由があるわけではなく、導けない上司の側に理由があることの方が多い。上司って、昔自分ができなかった(人に迷惑をかけた)こととかは忘れて「なんでできないんだよっ」と他人に対して怒りがち。意識を持たせてあげるとか、間違えたことを正してあげるとか、上司の方が細やかに動かないといかんのです、本当は。(←わかっててやってないワタクシ。)
一般的なチーム形成にあてはめることは難しいのですが・・・でも、上級者と初級者が上司と部下の関係に似ていますよね。上級者自身が圧倒的に優位と認識するし、上級者から見た初級者は「格下」という表現がなされるゆえ見下す対象になりますね。
だとしたら、上級者は常に勝てないといけないことになるのですが、それは違うような気もするし、そうであるべき気もするし。
やっぱり、共有?
でも、ワタシ以外はみなさん割と同じような時間帯に練習しているようですし、
いろいろな会話があるようなので、みなさんの中では「共有」は育っていると思
われます。
なのに、個人戦に生かされているかいえばそうともいえない状況になっている
わけですよね。
前言翻し、つまり、「共有」自体は影響を与えない・・・?
チームが勝つには個々人の勝ち有りきで、個々人が勝ててこそチームの勝ち
になりますね。
では、個人個人がストイックに練習さえすれば勝てるか。
結果が出てくるのは人それぞれだし、練習すればすぐに出るという類いのもの
ではないので、そうとは思えないんだが。
では、ワタシが勝てないのはなぜか。
イレ、強くない。
ダシ、甘い&ときどき勘。
手球の動き、把握できてない&明確にわかるもの以外ほぼ勘と直感。
イレとダシは繰り返しで時間をかければそのうち何とかなると思うけれど、手
球の動きはね・・・強制されてわかる内容ではないし、強制されたところで応用
が利かないのは当たり前で、まあ、これもだいぶわかるようになってきたのではありますが。
先週、入射角と反射角が一緒という意味がわかりました、、、何が基準なのか
さっぱりわからなかったのですが。「もしかして、こういうこと・・・?」とい
う瞬間がありました。これがちゃんとわかると、「逆ひねりしないと、そのクッ
ションにあたって、そうは絶対出ないから!」と言われるコースを描いているこ
とがなくなりますかね。
ワタシ、入射角と反射角の角度の作り方を逆にしていた感じがします・・・。
でも、"同じ"なんだから、逆でも、残りの角度の1/2が同じなら同じなんじゃな
いのかな???
3のレベルじゃないのに2じゃないことのギャップが、本人、まだ超えられない
んです。
毎日やってればいつか・・・!というのは、惰性になっている感もあるのか、現状のウチのチームでは通用しない気もする。が、こればかりはいついつまでに効果が出せます、なんて言えることではないし。
ふむ。
2011/11/27