カスタムなノーマルキュー


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 先週、今日と試験を終え、ようやく身軽になったワタクシ。
 試験後、なに練習したらいいかわかんないな、とちょっと放心状態で行ったホームで、いろいろなありがたいご縁があって、Jerry Olivierのキューを譲っていただきました。(直接知る方、知らない方、みなさまにありがとうございます、を。)

 その昔、A社のステンレス鍋(無水調理とか、経済的調理とか、栄養価を落とさない調理ができる、煮物系で失敗が少ない)をデモンストレーション付きで大推薦されたことがあり、『それって、ワタシが調理してるって言うより、鍋が作ってるんじゃん』『その鍋がなきゃうまく作れないなんて、ダメだわ!』と反発した時代がありました。
 しかし、これまた縁あってドイツ某社のステンレス鍋をいただき、仕事しながら家事という二次労働をやらないといけない身になると、また、歳を経ると、『便利鍋だって使いこなせてこそ、よ☆』なことになり、いつの間にかそのドイツ某社のお鍋が増えてゆきました。
 しかしそのお鍋では不便で雪平鍋の方が断然上手くできる、というお料理もあります。
 無水・圧力系でなくても、どんなお鍋でもおいしく、同じ状態に作れることが理想なわけで。
 そんなワタシですから、ノーマル使いになりたかったわけです。

 細工していない木、そのものの方が、物理的現象が素直でワタシにはわかりやすいのではないかとも思っています。

 一年前、「真ん中撞けないのにハイテク使ってもね(意味ないよ。しょうがないよ。)」的なことを某プロから言われたことは常に頭にあり、真ん中を撞きたいのに撞けていなく汚い球の回転になっているのが嫌で・・・撞点を今まで以上に意識して、キレイなラインを描くノーマル使いになりたいと思います。


 ところで、名前をどうしようかと。。。。
 オリビエは黒・赤・緑がアクセントになっているので、まさに、信長カラー!!!!! キューには女の子っぽさはまーったく無くて(別に求めていやしないが)、殿っぽいのです( *'∀'人)♪
 ハイテクはMezz社のキューだから、個体識別番号的に「小雲雀」と名付けていましたが、ノーマルは個人名のキューだし、殿の馬の名前を付けてもねぇ。
 そうかといって、「オリビエがね、」というのも、世の中にはオリビエのキューはいろいろあるわけで。しかし、既にみなさんから「オリビエ」と呼ばれちゃってる、、、。
 雰囲気的には「えび鹿毛」(←馬です)です。
 お亡くなりになる(=本能寺の変)3か月前、武田家討伐の報酬として滝川一益に上野国を所領させた殿は、上野国入り用に、えび鹿毛を与えたのでした。
 「オリビエのえび鹿毛がね、」って、わっかりにくいかな(苦笑)


2011/12/4



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