集中力


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 さて。
 なぜ優勝できたのだろう???
 たぶんにマグレである気がしてなりません。
 だって、対戦した方々の中には、5個とか取っていく方がいらっしゃるのですよ。 けれど7番以降を外し、まわってきて、8番、9番をとる、9番をとる、みたいな。
 その8番、9番をとることを数時間維持させる何か・・・それを集中力というのか、平常心というのか・・・が働いていたことは間違いないとは思いますが。

 あの数時間の気持ちを意図的に作り出せないか。

 日々の練習では、自然と作り出せています。
 JPAでも、取れていくときには、ワタシの中だけにワタシだけの(早い遅いでは なく)リズムとして、自然に作り出していると思います。
 「気付くと、スーーーーッと入り込んでいる」状態なのですが、これを意識的に 作り出し、かつ、持続させたいわけです。

 試合前の練習を眺めていて、「Cビギって取りきれなくて当たり前なんじゃん!」 と思ってココロで笑えたことが、開き直るではないけれど、何か落ち着かせたこ とに作用している気がします。
 →リラックス

 また、「それならワタシもできてる」と戦う自信がちょっと生じたともいえます。
 →できるという確信

 ホーム以外ではあまりつけないのですが、エプロンをしてやってみました。そういえばエプロンをした試合は成績がいいです(苦笑)。これって、集中力を持続させるモードを作っていた、ということでしょうか。
 →環境を作る・切り替え

 Cビギって取りきれなくて当たり前じゃんと開き直ったせいで、一つ一つの試合 を丁寧に、いままで注意されたことで後悔しないようにやっていく、ということ に気をつけました。
 →目標設定・願望

 試合が終わる都度、飴をなめていましたが、疲労回復をはかりつつ、脳に新しい栄養を与えるていたかもしれません。

 この5点が絡んでいいふうに働いたのか?と。
 根本的な結末にはなっていないけれど(汗)、要するに、「もちょっと自分に自信を持って いいのではないか」と思いました(笑)。


 一方で、無意識下の働きであり、意図的には作りだせないということもあるわけです。
 例えば、掃除をいやいや始めてもいつの間にかサクサク進めてしまっている、そ ういうときは、何かが分泌されています。
 自然とそうなっているのであって、この分泌されるまでの時間を短くすることを意図的に行うことで、1ラックめから自分のリズムがつかめるのではないか、と思うわけですね。
 試合会場についてからの練習を丁寧にしっかりやることで、分泌が始まったりす るかどうか。


 ダラダラと書いてみただけで、結論にはいたっていないけれど・・・
 来季JPAで早速試してみなければ。

 で、集中力が維持された代わり?というのか、ワタシの場合、この集中力を終了させたとき(試合終了後)、反動で、かなり興奮状態・おしゃべりになります。


2011/12/27



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