グランプリイースト 第1戦「決勝」
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*サポーター目線の、低スキルさんの戯れ言であり、ワタシが感じたこと、です。。
昨日、予選会場を出てから7、8時間はネットを見られる環境になく、めちゃくちゃいいシーンで途中退出したためになんか中途半端感が残ってモンモンとしていました。が、一方で、「予選、突破する感じがしたんだけどなぁ〜。そうしたら日曜日に観に行けるねぇ〜」と、何となく思いながら過ごしていました。
事前アナウンスしておいたためか先輩からお知らせメールをいただきました、西嶋さん予選通過、と!
ジーンと嬉しさが染み渡りまして、泣いてしまいそうなほど嬉しかったです(笑)。
ということで、相模原のエックスフィールドへ観戦に。
●1回戦、高橋さんと。
やっぱりバンキングはきれいで、短クッションに入ってちょっとで止まる。この加減はきっとどこのどの台でもキープされるのでしょうね。すごいです、力加減やバランス。
1ラックめ、幸先いい、いきなりの取り切り。
予選で、何か違うなぁ、と思っていたのは、ストロークが小さくなって(というより、ほとんどしていないに近い)、だからより緻密になった、ということかなぁ。と。(あれ?でも、前からストローク小さかったですかねぇ???)
けれど。配置を作っていく感じは、前よりしません。配置にもよるのかもしれませんが、前は、トラブルはローボールで崩していた印象が。今回は、トラブルは直前までそのまま。そのままでもいいような計算になったのかなぁ?なんて。
ラックを組む際に手球をブレイク側に転がす力も、ちゃんと加減されていて、球を触る手のデリケートさに改めて驚かされます。
ある時は、10番入れた後で、フットスポット近くにあった手球をブレイク側に撞いたのですが、ピッタリ、バンキングと同じ位置に止まりました。
すごい!とそんなところでも感動してました。
手前にあたる台で、JPAチームメンバーの師匠にあたる内垣さんが試合。
大人なビリヤードスタイル、と思うのですよね。
応援者がたくさんいたみたいで、台周辺がにぎやかでした。ワタシは(西嶋戦のために)左を向いているけれど、みんな右を向いている的な^^;
●2回戦、浦岡さんと。
ちょっと台が遠くて・・・近い水下さん&赤狩山さんの試合をけっこう見ていました。
貴公子と王子の戦いという感じで・・・こんなキレイな人たちがいていいんですかね?!
どこの世界のビリヤード?と思ってしまうような、その場だけ異空間でした。
立ち居ふるまいがきれいなビリヤードをやりたいですね。
西嶋さん、9番の入れが渋い時に、スクラッチもありそうなせいか入れに行かず、セーフティにしました。9番は短の真ん中になったけれど、手球は短からだいぶ浮いていて、だから縦バンクでやられてしまいました。
確かこの試合で、10番の入れが厳しい時にセーフティ作っています。また、ハイボールでのセーフティをけっこう見た気がしますが、こういう駆け引きみたいなこと、すごいな、と思います。西嶋さん、精神力が強いです。
プロによる実況が入っていました。
西嶋さんのチョークのこすり方がカッコよくない、という話題になりまして・・・そんなことないですよ! 普通に素敵だと思いますけどねえ。
●準決勝戦、塙さんと。
イレにいってそうで、実はポケットギリギリに当ててセーフティ作っているということがあるのねぇ、と気付きました。
どの試合でもそうでしたが、アンドセーフって、スゴイですね。
もし入らなくてもネキに不自由な感じに残り、入ったら次に出ている、というワタシから見たら摩訶不思議な計算力(苦笑)。
西嶋さんの頭の中が噴き出しで見られたらなぁ、と強く思っていました。
普段、超ポーカーフェースな方で、「どんな配置もどんど来い!」的な、楽しんでいる少年のお顔に見えるのですが、ちょうど良い具合にいかなかったときに深いため息が出たり、疲労が感じられるようになり、心配に。
7-5のタイミングでローボールがまわってきまして、西嶋さんの取り切りには(たぶん)なんの問題もないはずな流れで残り2個(?たぶん、9番だったと思うのだけれど)という時に厚く外れまして・・・会場中から何ともいえない吐息が。だって、取り切っていたら、まくったかもしれないから。
とっても残念でしたが、ここまで楽しませてくださった西嶋さんに感謝です。
2012/03/04