最後のBC戦の続き
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おじさま方のダシ方、撞き方は、たぶん、生き字引的な、往年のプレイヤーみたいな、今の人はやらない(かもしれない)方法なのかしらん。カッケー、というか。もちろん、良い意味です。
そんなのが見られて、楽しかったです。3クッション後の手球でそこにある的球をどう処理するということが見えているし、バンクにしてもすんごいイレ方するし・・・なんか、ホント、すごかったです。
始まる前の練習を見ていて、初めて、「(相手のプレイに影響されて)キューが出なくなる」という意味を身体で理解しました(笑)。見ていて萎えていく、というか、メーターが下がっていくのを感じるというか・・・「こういうことかっ!」と思いました。身内がつぶされてどうする、という感じですが(笑)、グインと引き込まれましたし、ポ〜としちゃいましたねぇ。
球の質が違うというのでしょうか、おじ様自体の存在感がちょっと異質^^;(←良い意味で)なこともあって。
そんな"場"を崩したのはホームの人で、それからまわしっこして適当に撞いていく感じに。ワタシのヘボブレイクでおじさま方が取っていってくださるのを見たり。自分
のヘボブレイクをどう処理していくのか、それは興味深かったですね〜。
そんなことで、3歩歩けば忘れる鶏頭のワタシは、素晴らしいプレイは素晴らしいプレイとして置いておき、後は自分に集中していったのでした。
おじさま方の素晴らしきプレイその1。
ブレイクで手球が飛び、後ろの短クッションに当たったはね返りでお尻の的球に当たり、花火が開くようにパアッと割れるという、超おもしろ珍現象。
その瞬間を多くの人が見ていて、ドッと笑いが。ワタシの笑いも止まりませんで、涙が。思い出し笑い激しく、当分、アレで笑っていられそうです。
その2。
7番からせっかく出したのに、8番のすぶりで手球をチョンと撞いてしまうという、、、えーーーーーーーー(笑)、なシーンも見せていただきまして・・・おもしろすぎました。
Bの方との敗者戦、2ラックめでスリーファールをくらった話。
これまでは、ファールがとれたから次もねらってその次もという、偶発的なパターンだったわけですが、初めて、ブレイクイン後、イレに行かずにスリーファールを狙うという方法に接しました。
「なるほど〜、頭いいねぇ〜」と思うと同時に、もしかして1ラックめで、「この
人にイレられたらマズいかも?」なんて思わせられた?と思ってみたり。イヤ、
そんなに入れていた記憶ないんですが(苦笑)。
あるいは「こんなC級相手ならスリーファールはチョロいね」と思われたか。
はたまた、この方のゲームの進め方が、「1ラックめは様子見、2ラックめでスリーファールをとり、3ラックめで相手がダメージしたところでラクラク取り、4ラックめへつなげる」ということをパターンにしているとか。
だとしたら、ジャンプが飛んで当たったことは、ワタシの有効。スクラッ
チしたがorz
そして、3ラックめでノビノビついたワタシの有効。だから89がまわってきたわけだし、しかしほぼまっすぐな9番外してしもたのだがorz
こう進める、と思っても、そこは人と人との対戦。勘違いとか、予期せぬアクシデントで、ペース崩れるものです。・・・そういう、場の崩し方もアリですねぇ。
うん、良い経験ができておもしろかったです。
兵糧攻め、水攻め、調略・・・城攻めの方法はいろいろあるのですが、攻め方に卑怯はないわけで。策略はもちろんな頭のいい方、土地の運、気候の運がある方が勝つわけですね。
日曜日のBC戦で、すんばらしいTADキューを見せていただいて、収集家の気持ち、あるいはプレイヤーでこれをもってプレイしたいという人の気持ち、がそれぞれわかったのでした。
ワタシもキューが欲しくなっちゃった(苦笑)。
でも、これこれが欲しい、という具体があるわけではなく、実は小雲雀(プレイ
キューの名前です)の特性を理解しているわけでもない。まだ、乗り換え的な気持ちにはならないのでした。
が、持つとしたら、ノーマルに近づきます。なぜノーマルがいいかは、ワタシの
(ビリヤードに限らない)基本的スタンスのため、です。(過去に書いたけれど、どのテキストだったか忘れました〜。)
2012/05/01