関東オープン 予選日


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 集合時間から3時間半以上待って、やっと1回戦。
 普通に勝った印象。
 お相手の方がバンキングから続けて3回得たブレイク権、すべて手球場外。
 もったいないですね。配置よければ取り切られていくわけですから。たしか、それで西嶋さん取り切ってる。

 1番フリー、トラブルの3・10がくずせるラインにダシをとって、手球のスピードで崩しつつ、減速した手球が2番に出る、って、美しすぎるでしょ。

 全試合でいえますが、ほんと、手球を近づけてくるのですよね〜。この寄せる技は誰よりも精度が高いのではないでしょうか。
 また、球触りを考慮した球への物理的接し方も、誰よりもデリケートだと思います。それはワタシもマネてますw

 2回戦は、なんと内垣さんと。観たかった対戦。
 バンキングが、球がクッションから離れている距離が今まで見たことのないくらい。内垣さんもだいぶ離れていたので、クッション加減がお二人にとって意表を突く感じだったのでしょうか。
 取り合いをしていく長い試合で・・・内垣さんにまわる配置が渋いものばかりだった気がします。もう一度ターンして西嶋さんがとっていくという。それってアンドセーフになっているということなのでしょうか。
 最初はマス割りされてますし、取られてしまうのではないかとヒヤヒヤだったのですが、西嶋さんが緻密な作業をクリアしていった、という印象。
 試合後、内垣さんにお会いすると、ブレイクのことをおっしゃっていて、論点はソコなの('・(ェ)・`)?と思いました。
 西嶋さんだってノーインあったし、けれど、展開しやすい配置にはなっていた(だからその配置で内垣さんがとっていってしまう)ので"そうしないと"、という意味なのですかねー。あるいは全然違うのでしょうけれど・・・プロレベルはわかりません(苦笑)。

 3回戦は組の決勝戦。
 内垣さんに勝ったのだから予選クリアして!と祈り観ていました。
 せっていって、6点めから取り続けて、勝ちあがりました!
 この戦いも、(刑事モノで)悪者が作った時限爆弾を解除するような緻密な作業をクリアしていったという印象。


2012/09/01



キネマ旬報ベストテン