試合観戦の価値


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 なぜ観戦するのか。
 ただ魅せられてしまっただけ。

 自分のプレイの参考になるならないとか、関係なく。
 野球やゴルフだって、プロレベルにはアート要素が入るので、全然違うのはアタリマエでそもそも参考になるならないというレベルではないと、ワタシは思う。
 多くの(さまざまなスポーツの)アマチュアプレイヤーが思うように、もちろん、良い影響を受けたいと思うし、何かしら盗み得たいとは思うし、いつかはそんなプレイの部分的なことでもができるようになりたいと思ってはいる。(ワタシのプレイスタイルの方向性が変わっていくことは考えられるけれど。)

 ワタシは自分でトーナメントプレイヤーだと思っている。
 そうでなかったら、そんな、毎日練習したり、最低でも一ヶ月に一回は試合に行き、休日だけでなく平日も行くわよ、レッスン料まとめて費用支出する、なんてできないことは、多くの方がご自分のことと重ねればおわかりになるでしょう。
 だとしたら試合と観戦を天秤にかけて悩むこと自体がおろかしく、試合の方が断然有意義、と言われることもわからないではないのだけれど、これまで観戦してきたことが無駄だったと思う理由が、ない。ただがむしゃらに試合に出ても仕方ないわけで。
 あと、(観戦が)単純に、ワタシが上手くなりたいモチベーションになっている。観戦後に、「ハリキッテ練習ー」と始めた最初のセンターショットが入らなかったりすると、観てきたものと自分との落差が激しくて、ガックシ、にはなるのだけれど。

 魅せられてしまったプレイの、しかもガチ真剣なプレイが映像ではなく生で、(関東という)近くで観られるのだから行くに決まってるじゃん?

 ワタシのビリヤードは、トーナメントプレイヤーとしての自分の練習・試合、観戦で成り立っているのです。


 ・・・って、あんまり理解されないだろうことはわかっていますが。
 そして、今現在のワタシの考え、なので、今後変化していく可能性はあります。


2013/04/05



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