グランプリイースト 第3戦「決勝」


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 見ているのが辛く、ワタシが涙目になりそうで(ワタシが戦っているわけぢゃないのに)、試合終了後すぐに試合会場を出てしまいましたよ、、、。
 だいぶ前に予選であたり負けてしまっているお相手との対戦は、なんだか大変&辛そう&トータルのコンディション悪そうでした。


 ネキに出過ぎとか、そこからのセーフティが見えてしまうとか、お相手がセーフティを返してその後の配置が渋いとか(セーフティ返し、なのかなぁ???)、ポケット近くの4(?)-10コンビが外れてしまうとか(ダシがちょっと出ちゃいましたか)、取り切っていったのに10番に出足りず(or出過ぎ)、イレが外れてしまうとか(でもあの配置は普段ならイレてる)、取り切っていって9番がイレスク(!)になるとか(ああいうイレスク、いつもなら回避する)・・・ここまで不運が重なると誰でもへこみますよね、、、(とはいえプロなんで、またちょっと違うかもしれませんが)・・・お相手に7点まで取られ(取られたというより、ワタシには差し上げたという印象の試合展開)、3点とったところからの挽回は難しかったみたいです。

 お相手のブレイク後配置があまりよろしくない印象で、だからこそ有利なハズだったんですけど。また、10番がサイド穴前に来て、コンビができるのですよね・・・。一度、10番穴入りかけになったブレイクがあり、ノーインを受けての1番セーフティで10番蹴って穴からどけたのは、素晴らしかったです。

 以下、昨日の思い出。
 ワタシの右手がグルッとなっている件で、内垣さん、西嶋さん、お二人の右手につい目が行っていました。
 在り方は、均一感、というのは共通しているのではないかと、思います。が、西嶋さんは空間なく握っていて、一瞬の握り込みある感じ、内垣さんは"乗せて"いてそのまま撞き出している感じ。
 現状ではワタシは中途半端。撞く瞬間は握っているし、ストロークは空間あって。自分のいい具合を見つけ、グルッとさせない握りを見つけて安定させないと。

 腹切りでのセーフティがピタとキレイに決まって・・・すごいですよ、手球・先球両方に意識がある、これはホントに美しかったです。
 仕組みを知っている技が見られて、それが決まると、なんか、ウレシイ。


2013/05/12



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