撞き方の矯正


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 「そんなに9番入れたきゃ、やってみ。そんなに勝ちたきゃさぁ!」と9番を台に放り投げられ、どうしたらいいかわからなくなり、泣いてしまった。
 常連さん多くいて、お師匠に同情票いっぱい、ワタシ悪者なのがいたたまれなく・・・。もちろん、ワタシが悪者それ自体は構わないのだけれど。

 ゲームで特定の角度の9番外してばかりだったワタシ。お師匠から「だいぶ良くなってきたよ」と言われ、「でも9番外してたら意味ない」とぼやいたことで、お師匠がカチンときたわけです。
 バチバチイレ倒していても意味がない、ということには同感だし、ワタシはバチバチ9番を入れたいわけではないし、バチバチ入れることを前提には話していないのだけれど、わかってもらえない・・・。

 右手がグルッとなるのを矯正する撞き方を教えてもらい、ちょっと距離のあるストップやヒキをやった場合に、グルッとならないし、手球もキレイに。グルッとなる気持ち悪さから解放されたのが何よりうれしくて。この解放感、誰にもわからないかもしれません。(ただ、この矯正後の撞き方も、要注意観点はあって、ダメになった時の調整は難しいよう。)
 けれど、その撞き方で、入れ練習はやり直さないといけない、らしい。
 と言われても、9番外していたその角度について、まともに入れた経験があまりに少ない(ちなみに毎日そのイレは練習してます)。また9番はその角度に、ホントによく配置される。試合で入れたことはあるのだけれど、「お、入った・・・!」とマグレ的にしか自分で認識できず、つまり入れた時の感覚が身体に残っていない。
 その角度については厚みが違うのか、目のせいなのか、撞き方が悪いのか、複合型なのか、良いサンプルが感覚的に持てていないから、この撞き方で練習して入るようになるのかも、サッパリなのだ。
 この角度もできないといけないからと、避けずにあえて出したりするけれど、ホントにできない。外れていることに納得できていない感じ? (外れていることの意味が)どうしたらわかるんだろう・・・。
 グルッとする気持ち悪さから解放されたみたいな感覚が、この角度のイレに欲しい。


2013/05/16



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