ジャンプについて


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 一般的な方と違って、スポーツはやっていないし、科学や物理をメルヘンに捉えてしまうし、ちょっと発想が変わっていることは自分でも認識しているのですが(汗)、なので、一般的にはわかったりできることが、まるで理解できないorできなかったりします。例えば、ビリヤードを始めたばかりの頃に「入射角と反射角」ということを聞いて以来、逆に捉えていたことを最近知った(!)のですが、「逆ってどういうことよ?!」と文章だけでは一般の方にはわかりませんでしょ(笑)?
 その代わり、ジャンプの習得は早かったのです。先球と手球との距離がまだ限定されはするのですが、どういう配置なら飛ぶ・当てイチ・入れイチ・入れられるし出せる、ということを知っているわけです。

 ワタシがジャンプをやってみたのは、出たいBC戦がシュートアウトアリだったから。
 シュートアウトの考え方を教えてもらい、「ジャンプが飛ばせれば、また選択肢が違うんだよね」という流れで「やってみる?」的に教えてもらい、やってみたら、すぐにできてしまった、というトントントントンーという流れ。
 「とりゃーっ、って行くのが得意なんだね(笑)」と、褒められてるのかバカにされてるのか(苦笑)わからないことを言われ、自分が繊細さとはかけ離れていることを改めて知らされました(笑)。
 でも、コツを教えてもらえて、理解できて、実行できるか。だと思うのです。
 ワタシは、まだ、誰かにコツを伝えることはできません。できるジャンプが限定されているというのは、そういうことです。

 そんなですが、引きはできなかった。(今は、タイミング間違えなければ引けちゃう。ただしコントロール不可。性能悪っ、、、)

 押せる。ジャンプできる。引けない。
 うーん、妙チクリンなバランス。
 それができる(それを知ってる)ならコレもできる(コレも知ってる)だろ、という一般的なことが当てはまらないワタシ。

 つまりですね、人によって、何に理解が早いとか、遅いとか、できるとか、できないとか、バラバラなわけです。
 何かのきっかけ、あるいは興味を持った瞬間に、やってみて、できそうになかったらまた次のきっかけに持ち越すとか、やってみてできたらそれを磨くとか、あると思うんですよね。
 芸は身を助けます。
 もちろん、(ジャンプについては)いつでもジャンプが有効なわけではないし、カラコの精度を高めることを怠ってはいけないし、また、配置によってジャンプは選択すべきでないということも知らないといけない。
 飛ばすための道具が進化して在るわけですし、初級者だからジャンプはやらなくていいとか、ジャンプはB級になってからでしょとか、枠は作ってしまわない方がいいんじゃないの?ということでした。物事の習得は、現状よりちょっと上を。



 大学生っぽい男性グループが「入射角と反射角が云々」とワイワイ話しながらやっていて、「知ってるんだー」と思ったのでした。


2014/09/10



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