思ひ出とか、派生するいろいろ


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 まずは思ひ出から。
 初戦で、お相手が抜いた配置がすんごいセーフになって、その返しがセーフで、残り9、10だったところのセーフのやりとりはおもしろかった。なんで手球がそこで止まるのよと前なら思ったけれど、今は、厚く当たる場所にクッションを入れているから、とわかる。仕組みがわかるって、おもしろい〜。

 『3個めで割に行くんですね、わかります!』ということが、ありました。以前は、割ったのを見て『ほほー』と思ってましたけど、事前にわかるようになった!
 『そこで割りたかったんですよね、わかります!』というのもあって…でも当たらなかったところから結局それを動かさずに取り進めていったので、動かしにいっていたわけではなかったのかな(^^ゞ。

 球数が少ない配置のフリーやセーフ、この配置どうすんの?という状況では 、ワタシも考えてました。はい。





 日曜日から、急に、入らなくなった。手球の回転が汚い。そのため、長期休暇後に良くなった(安定した)状態までの全てを否定するに近い、「あの良かった状態はマヤカシだったのか?」という思考になる。

 「それは何か変えようという意識が働いているんだね」と言われた。
 その通り、キュースピードを上げたいという意識が土曜日から上がってきてしまい、たぶん、何かムリをしてしまっている、無意識に。だからこじったり、ヘンな動きをさせてしまっている。
 新しいことをやるならそれに対応した練習をする必要があるのだそうだ。そしてそれはしばらくできなくて当たり前。けれど、今までできていたところまでのことは「これでOK」とちゃんと認めてあげて、そこから先の新しいことを少しずつ築いていけばいい。新しいことをやりつつ、できていたところまで普段は立ち返るのだ、と。
 そう!
 「立ち返る」ということの行動原理を知らないというか、体験がなかったのです。立ち返り先が見えていないというか、立ち返る場所があるということをわかっていなかったところがあって・・・そういうことかと、うなずくのでした。

 えー、今のワタシにそれが必要か?身につけるべきスキルか?ということはわかりませんが、いずれ必要になる。けれど、どのショットでも必要なわけではない。けど、その配置になった時に使えないと。
 ということで、意識した時にとりかかるのは上達への道と信じる。


2015/03/10



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