寄せ書き
「手塚、誕生日、おめでとう!」
「おマエに言われると、嬉しいものだな」
「テヅカ・・・」
「ありがとう」
手塚は美弥の頬に手を触れ、その顔を上向かせると、唇を重ねた。
カチッ。
二人の眼鏡が音をたてた。
それは、二人だけが奏でることができる音。
手塚、キミはいい時期に生まれたね。
やっぱりキミは最強だよ。かなわない。
常に先を見ていて、冷静に物事を判断する、その時にベターを瞬時に判断して、判断に迷いがない、例え迷ってもキミはその後で挽回できるものをはじきだせる・・・。最初はキミのような人がいるのかと衝撃だったし、嫉妬もしたし、キミのようになりたいと常々思っていたよ。でも、どうやってもキミにはなれない。そう。キミになろうなんてことはもう考えない。僕には僕の人生があるのだから、僕なりに楽しまないと、とようやく思えるようになったよ。
そうだ。キミは出せる力の5割でやっているものと思っていたら、全力で物事に立ち向かっていることがわかった。これにも正直驚いたね。それは不器用というのだろうけれど、ひたすら努力するなんて言葉は僕にはないから、やっぱりスゴイと思うよ。
手塚、これからもいい好敵手でいたいね。
キミにもそう思ってもらえたら、嬉しいな。
不二周助
部長、誕生日なんですか?
おめでとうございまーす。
またオレと、試合、してくださいね。
越前リョーマ
部長、誕生日、おめでとうございますっ!
越前と二人、部長の誕生日を祝ってマックでどっちがたくさん食べられるか競ってきまーすっ!
桃城武
手塚、おめでとう。
俺たちの代で全国へ行けるように、頑張ろう!
大石秀一郎
てっづかぁ〜、誕生日おめでとー!
手塚を支える大石を、オレは支えるよんっ。だから間接的に手塚を支えていることにもなるニャン?
菊丸英二
先輩、誕生日、おめでとうございます。
強い先輩、オレの憧れッス。一緒に、全国、行きましょう
海堂薫
「あれ、海堂。おマエ、手塚に憧れてるのか・・・? そうか・・・」(←寂しげ)
手塚、誕生日おめでとう。
上にいってみたくなって、ものすごく練習したんだけど、やっぱりキミには勝てなかった。完璧すぎるのもちょっとイヤミだよ、手塚。キミに関するデータ、もっと集めないといけないな。
乾貞治
手塚、おめでとう! 来年は、オレの寿司でお祝いしてやるからさ。店に来てくれよな。
河村隆
おめでとう、手塚。
ナカジ
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