四国八十八ヶ所 お遍路風景(区切り打ち)




お大師様とともに





第2回 2009年3月13日〜17日 8番〜22番

<その1>

●3月13日 歩行距離16.5キロ●

JR徳島駅→JR鴨島駅→8番→(2.5キロ)→9番→(4キロ)→10番→(10キロ)→11番→旅館吉野


08:07鴨島駅 着
 雨のスタート。大荒れの予報。
 前回も1番では土砂降りで、3番に向かう途中で天気回復、暑くなった。しかしこの日は一日中すっきりしない空の下、歩いたのでした。雨は、雰囲気が曇って寂しさを感じてしまうから、歩き遍路においてはイヤなのだけれど、お大師様と一緒だからと思いなおすと心が晴れるから不思議。

 鴨島駅でタクシーに乗り、8番まで乗せてもらう。運転者さんと遍路についていろいろおしゃべり。アドバイスをもらったり。とても親切な方で、下車時には初めてのお接待を受けた。
 「これでお茶でも飲んでね」と現金をいただき、ちょっとウルっときてしまった。

08:508番 出発
09:209番 着
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 八十八ヶ所中、唯一、涅槃像がご本尊。右側を下にしていて、これは胃腸を働かす向きとして理にかなっているのだ。
 作務衣姿で歩き遍路をやっている外国人の方と会う。
 納経所とトイレがきれいで、屋根付きの休憩スペースが有る。
 ここまで傘をさしたり閉じたり、ジャケットのフードですませたり、、、と雨風対応がけっこう面倒。

09:409番 出発
 秋月地区に商店はあるけれど、閉まっている。
 平道から突然に山道になり、遍路用品を買えるお店3、4軒の間を抜けると、333段の階段が最後に待っている。
 一気に上りきったところ、「さっき下にいたでしょ。健脚だね〜」と笑われる。

 健脚とはいえ、9番で会いワタシが抜いてきた人たちと10番でもちゃんと会えているから、ペースは似たり寄ったりなのだと思います。

10:3510番 着
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 ここも、ベンチや自販機はある。
 コンビニおにぎりを一つ、食べる。

11:1010番 出発
 11番までは丁寧で、遍路シールはやたらある。
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 普通、いずれか一つのマークがあるだけです。

 鴨島周辺にうどんを食べられるレストランがあったり、商店があったり、郵便局もある。
 自販機は、11番までなら普通に有る。

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 まるでRPG(苦笑)。

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 これから歩く道。

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 欄干がないのですッ。台風で増水した場合、橋が隠れます。


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 別の橋の、歩いてきた道の振り返り。この橋はホントに怖かった・・・。前の橋は水がなかったけれど、コレはきれいな水が流れていて、目が回りそうでした・・・。
 ここに遍路小屋有り。

 途中から一緒に歩いたのは札幌からのおじいさま、毎年通しで歩き遍路をしていて、もう4年連続になるらしい。この札幌さん、足の運びがサクサクしていて、喜寿を迎えても毎年来ているとは、お大師様のご加護受けまくり。
 「ちょっと早いから、宿で自転車借りて温泉に行ってこようと思って」とおっしゃる。その余裕がうらやましい! ワタシは泊まりが初めてなので、遍路宿に関して想像の域を超えられず、今イチ、アクティブになりきれない。ちょっとついでに、と足を伸ばせるのは、ワタシは二巡め以降ではないかな。(二巡めがあるの?という突っ込みはナシで・・・。)

13:2011番 着
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 11番は山のふもとにある。まあ、背後にある山に、明日、登るわけで・・・。

13:50旅館吉野 着
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 旅館までの畑にあった風景。ここに来るまでにこういう状態の大根はいっぱい見ました。葉を食べて、残りは土に保管するのだそうです。

 14時にもなっていないけれど、入れてもらえました。
 遍路宿は15時から入浴となっているようで、それまではくつろぎタイム。
 15時の時点でチェックインしているのはワタシ含め二人のようで、一番風呂をいただいた。
 もうお一人は10番の階段を一段一段小銭を落としながら上がっていた男性、サングラスさんだった。もくもくと歩いていて、声がかけずらい感じでしたが、宿で挨拶を交わすと、自然。

 お風呂あがり、疲れたのかウトウトしてしまい、「ご飯できてます」と呼び出しが。18時半にはご飯になるらしい。
 食堂に行くと、その日宿泊する人たちと顔を合わせた。そして、この方たちと、ほぼ、行程を共にするのだ。


 【お仲間さん】

 札幌さん:4年連続のおじいさま。
 行者さん:大津出身のおじさま。
 ブルーさん:9番くらいからお見かけしていたような気が。優しい笑顔をするおじさま。
 サングラスさん:ゆっくりと着実に歩いている、、、年齢不詳さん、、、。
 3人家族さん:広島からの方。だんなさん、息子さんと来ている奥さま。


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 夜ご飯は豪華で、完食。以降も、宿の食事は完食なワタシ。


 【旅館吉野】

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 お部屋は、テレビ、水道、ポット、ハンガー、空調、コンセント有り。
 お風呂は2つ、広めの家族風呂があって、空いている方に入る方式。内側から鍵がかけられ、入浴中という札をかける。ゆったりできる〜。
 トイレ、洗濯機、乾燥機、冷蔵庫は各階共通で有り。
 夜のうちにお願いすると、翌日用のおにぎり弁当を用意してくれる。



●3月14日 歩行距離15.8キロ●

旅館吉野→(12.5キロ)→12番→(3.3キロ)→なべいわ荘


06:00朝食
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06:30旅館吉野 出発
 「一に焼山、二に鶴、三に龍」と言われ、"遍路ころがし"という別名のある最初で最大の難所。
 登山です。
 前日から春の嵐で、風が非常に強い。雨も降っている。山が動いているかのよう、、、。
 1人は心細いなと思う。
 6時から朝食をいただき、お仲間さんはさっさとお部屋へ(アウッ)。6時半には出かける声がし、「付いてゆくべしッ!」という心の声に忠実に、後を追うように、予定より30分早く出発、、、(苦笑)。
 宿を出るや、車に乗った若い方から、「焼山寺までどうやって行ったらいいですか?」と聞かれた。一瞬、目が点となり、「車の道はわからないです・・・」と答えた。
 どう見ても歩き遍路な格好をした、地元民には見えないワタシに聞きますかね・・・(苦笑)?
 お仲間さんに話したら、ウケた。「ほな、これから一緒に山、登りますかぁ?言うたらいいねん〜(笑)」と! なるほどっ(笑)!
 少し藤井寺に戻り、本堂横から登山。

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 本堂脇の登山口。

 「お先失礼しまーす」と、サングラスさんを追い抜き。
 最初の遍路ころがしには、ご丁寧にも1/6と記されていて、「あと5つもあるのかよっ」と看板に向かって突っ込み。そしてちょっと気を遠くする(-_-;)。
 『6時間歩けば12番に着くってことは、iPodにはCD3枚分のテニプリが入っているから、2回まわせば着くんだ。・・・でも、電源が持つのも6時間くらいだよね・・・。パソないから充電できないし、ココで使いきっちゃたら、今後使えないし・・・』と煩悩いっぱい。CDの順に歌い始めたものの、登山中に歌を歌うのは、無理ですっ。
 このころがしは、本当に、「自信を持つか無くすか」という意味なんだなぁと、実感する。ワタシでさえ、何度立ち止まったことか。意外と5分以上休憩することって、ないです。5秒くらい立ち止まる、ということは頻繁にやっていました。

07:30長戸庵 着
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 最初の休憩ポイントで、違う宿に泊まっていた新たなお仲間さんと会う。
 ブルーさん、今日の宿が予約できていないらしく、いろいろなところに電話をしていた。

 【お仲間さん】

 静岡さん:静岡出身の方。父より3つくらい上の、土木関係のお仕事をしていたおじさま。
 赤リュックさん:もくもくと一人で歩いている方で、挨拶しても挨拶をかえしてはくださらない方(苦笑)。
 岡山さん:岡山出身の、クール系なおじさま。

08:55柳水庵 着
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 休憩している赤リュックさん、ブルーさんをとりあえず抜いて歩く。

09:45一本杉 着
 行者さんと静岡さんが一緒。
 「早いねぇー」「強いねぇー」「いや、女性で大したもんだッ」と驚かれる。

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 巨大なお大師様像があり、あと3.8キロとの表示が。山の4キロは結構ある。そしてこの標識、割と曖昧で、さっきより増えてるじゃんッ、ということも、よくあります・・・。
 ここから下り。そして集落に。

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 平地か?(笑)というのはぬか喜びで、また山に入り、ひたすら登る。登る。登る。最後のころがし。登りがどこで終わるのかがわからないというのは、もう進むしかなく、、、とにかく、けっこうな登山!

 ようやくお寺についた雰囲気があっても、杉林が無駄に長く(なんて言い様っ!)、境内まで遠い…。遍路ころがしで、疲れ果てていた身には辛かった。

11:4012番 着
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 5時間! 女性で8時間、男性でも6時間かかると言われているので、健脚みたい、ワタシ。
 「お嬢さん、お強いですねぇ」「運動とかやってたんですか? ・・・じゃあ、何か訓練してきたんですか。」と。
 お嬢様ではありますが(爆)、他方面からヤワな育てられ方はしていないので(笑)。幼少の頃から、ホント、歩いている人生だ・・・。

 お参り後、ストーブのある売店兼うどん屋さんに入る。既に行者さんが休憩中。外にいた静岡さんを呼び込み、おかみさんのご好意で、旅館製のおにぎり弁当を食べさせてもらった。さらに、ここの名物だといううどんをいただいた。
 お参りを終えた岡山さんも入ってきた。
 暖かいお茶をいただいて。
 おかみさんや、焼山寺のそうじ全般を毎日引き受けてやっていらっしゃるというおばちゃんとお話したり。肌つや良く、明るい、ステキなおばちゃんたちでした。
 豆菓子やメロンパン、あんパンも買った。昨日今日と、バランス食品系を意外と消費していて、明日の前半のお守りに。
 うーん、今回は、ダイエット効果は薄そうだ…。

 お寺は雪が舞っていて、この時期に四国で!と驚き。低気圧がきているみたいなので。

13:2012番 出発
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 行者さん、岡山さん、静岡さんと宿が一緒で、お寺を一緒に出た。3.3キロ下にある鍋岩地区へ。
 梅が満開!
 梅の産地のようで、梅漬けがいろいろなところで販売されていました。

14:20なべいわ荘 着
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 某企業の保養所のようです。民主党のあの方が泊まったのはココのようです。いろいろ取材なども受けているらしく、色紙や写真が、食堂にはありました。
 風雨の山を登って下ってきたので、靴が泥だらけ。外の水道をお借りして、洗いました。


 【なべいわ荘】

 お部屋は広め。テレビ、ハンガー、お湯のポット、コンセント、箱ティッシュ有り。水道はない。
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 トイレは男女別に存在。
 が、お風呂は男女交代制で、ご主人が呼びに来てくだる。タオル、ドライヤー有り。


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 13、4名のお仲間さんたちとの夕食は楽しい。
 明日は山を下り、久しぶりに札所間が短い、市内を歩く。
 3人家族さんは、山場である11番、12番だけをお参りしに来たらしく、明日には帰るらしい。



●3月15日 歩行距離26.7キロ●

なべいわ荘→(18.2キロ)→13番→(2.5キロ)→14番→(1キロ)→15番→(2キロ)→16番→(3キロ)→17番→松本屋


06:30朝食
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07:00なべいわ荘 出発
 先を行く足の早い方が遍路マークを見落として進んでいったので、「すみませーんッ。あえてそちらに行っていますかー? こっちじゃないですかー!」と声を張り上げた。すると、さらに先を行っていた静岡さんが小走りで戻ってきた。良かった!

07:30玉が峠
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 すばらしい景色です!!!

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 ワタシの影。

 所々で先を行くお仲間さんが見えて、安心したりする。

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 山道を抜けた見晴らしの良い所から、行者さんが橋の上で休憩しているのがわかって写真を撮る。行者さんは、水の流れ・音・せせらぎといったことに敏感で、心地よさを感じる方のよう。その後を、足早さんや静岡さんたちがそれぞれのペースで歩いている。

08:30集落 着
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 これから進む山?

08:50駒坂峠(峠でした)
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 水がキレイ。
 春をめいっぱい感じられます。

09:20神山町広野分団
 先を歩いていた、行者さん、足早の方、静岡さんが休憩をとっていた。お接待でお菓子をもらったようで、ワタシの分ももらってくださった!
 お饅頭、おいしくいただきました。

 ・・・ここの出発を遅れたのが後悔。
 途中から行者さんたちの姿は全く見えず、、、。
 21号を歩いていると、このまま21号を歩いて13番に直行するコースと、21号から外れて山の方へ行き奥の院経由13番に行くコースとに分岐。
 ・・・迷う。
 行者さんたちはどっちに行ったろう・・・?
 遍路地図には、21号には後で出るのだけれど奥の院方向を通るようになっている。
 その通り、奥の院経由コースにしてみた。

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 21号から離れていくなぁ・・・、とちょっと不安。
 途中、また13番直行コースと奥の院経由コースとに分岐する場所が。
 改めて地図を見る。
 どうみても奥の院経由コースは21号に出るんだよね・・・。
 ということで、21号から外れる方向は避け、ここで直行コースを選択。

 不安げに歩いて出た県道21号をひたすら歩く。

09:45広野郵便局
 この辺りは商店が有る。

11:1513番まであと3キロ地点
 県道上で休憩。幹線道路上でお菓子を食べるなんて、こんなだからできること。
 もう少し歩くと、入田郵便局の向かいに、お菓子屋、見ーつけ。荷物になるのに、うずいちゃうもんは仕方がない。

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 焼き菓子3種。
 しっとりとおいしいお菓子でした。
 菓子工房ふじ/徳島市入田町

12:00サンクス
 予定では13番に着いている時間にサンクスに入る。
 久しぶりのコンビニでトイレを借り、野菜ジュースを買い、飲む。

12:1013番 着
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 なべいわ荘を後から出発していた岡山さんが間もなく到着(!)。
 「何時ころついたんですかぁ?」
 「つい先ほどです、、、」
 「えっ?!」と相当驚かれ、『奥の院経由コースを選択し大回りをし、時間を無駄に使っていた』ということがよくわかった瞬間だった。12時10分には着いたから良かったものの・・・。

 岡山さんからはっさくをいただいた! 13番までの途中、そこここで売られていて、5個で100円というありがたい値段設定だけれど、重い上に荷物になる量でしかなく諦めていたのだ。それを購入した岡山さん、すごい・・・。

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 ありがたり、貴重なビタミン!

12:3013番 出発
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 みんな、どんだけ間違うんだ(苦笑)?というくらいに、しつこく左右のガードレールに「こっち」と矢印がマジックで書かれていた(笑)。

13:1514番 着
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 複数の団体さんと遭遇。関西系のおじちゃんおばちゃんは、こちらが先にお参りしているとか、遍路のマナーとか、関係なし!

 お参りを済ませ、団体遍路を横目に休憩。昨日買ったメロンパンを食べる。
 いろ〜んな本に「13番から17番は街中or市内を歩く」とあるけれど、地方の「街中」とか「市内」という単語に惑わされてはいけない・・・。市内とはいえ、気軽に食べられる場所はありません。昨日のお守りが本当に役立つとは。

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 このメロンパン。菓子パンの分類になっているけれど、絶対洋菓子だ! 第一パンから出ている「アーモンド」という洋菓子とほぼ同じ! どの辺がメロンなのか…。

13:3014番 出発
13:4015番 着
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13:5515番 出発
14:2016番 着
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 14番で遭遇した団体さんと、15、16番でもバッティング。
 狭い境内なのに、他にもお参りする方がいるのに、団体さんは自分たちのペースだけで進み、お参り後に歌まで歌い出しちゃうから、もうビックリ。
 何のために遍路やっているんでしょ・・・?と悲しい気持ちに。

 バスも歩きも、13番から17番は変わらないのかもしれません。団体さんはバスの乗り降りやバスそのものの狭い場所の移動が大変そうですから。。。

14:4516番 出発
15:2517番 着
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15:40お参り終わり→門前の宿へ
 18番方向に歩いていく静岡さんの後ろ姿が目に入った。静岡さんは徳島で泊まりたいとおっしゃっていたので、市街地まで歩くのだろう。
 今回の遍路行程は、最初の宿で一緒になったらしばらく一緒、な可能性が高く、実際そうなった。何かしたり、してもらったりお互い様で、遍路という環境では、情が生じる。引き続き仲良くなる理由はないし、環境、年齢、出身がバラバラなので会うこともないでしょう。良くも悪くも情の濃いワタシには寂しさを感じてしまう。だから、一期一会を大切に、身近な人をまずハッピーにしないと、とサクサクと歩いてゆく静岡さんの背中を眺めながら思った。


 【松本屋】

 お部屋には、お湯ポット、ティッシュ、ゆかた、ハンガー、空調有り。
 テレビ、ドライヤーはなし。

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 お風呂は家族風呂が一つで、おかみさんが呼んでくれる。タオル、歯ブラシ有り。
 行者さん、岡山さんの三人のみの宿泊なので、2Fの広い畳の部屋に一人でくつろぎ〜。


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 豪華な夜ご飯を食べながら、遍路話。
 「13番への分岐、どうされました?」
 「そんなん、まっすぐ13番目指したがな〜」
 「あー、そうですかー・・・」
 「今回は寄り道せんとまっすぐに行くでぇーって」
 「だって、遍路地図には奥の院方向に線が書かれてたんですよ〜」
 「私もあそこで地元の方に聞いたんですけど、あれは遠回りになるみたいで、結局21号に出るので、21号を歩いていた方がいいですよって、言われて、21号をきましたよ」
 「そうなんですねぇ・・・」(ワタシ、テンションダウン)
 「静岡さんと、"お嬢来たか?" "お嬢、まだ来ないなぁ"って話しとったん」
 「(苦笑)」
 お嬢って…(笑)。
 明日は、行者さんについてくぞ!と思った。

 岡山さんは、団体遍路に巻き込まれ、なかなか納経できず、宿への到着が17時半になっていました。
 行者さんも、13番で80人分の納経を待たされたらしい!!!
 そういう意味では、ワタシはタイミングが良く恵まれていました。


 遍路地図は、距離感が曖昧で、前回も使った「るるぶ四国八十八ヵ所」が良いかもと思いました。
 あるいは、地図がなくても遍路シールがあるので、まあ、大丈夫。
 違う二種類の地図を持つのがベストかな。


 昨日の晩、静岡さんが、「18番へは市内を通るから」と話していたのが気になり、行者さんたちにリサーチ。やはり市内コースらしい…。
 遍路地図には眉山の裏側、峠を通るようになっていて、そうする予定だったけれど、市内を歩くるるぶ版を採用することに。ということは、静岡さんが歩いていった方向に行けばいいんだな、と思う。





第2回<その2> 18番〜22番へ

第1回 1番〜8番へ

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